デリヘルの女3

気がつけば2年経ってた。


さて、思い出話だ。


新幹線に乗って行くほどの遠距離まで出かけた俺。

彼女は待ち合わせ時間になっても現れなかった。

少し経ってから、メールが。


「すみません、出るのが遅くなって、一つバスを乗り遅れてしまって」とのことだ。


わざわざ来たのにドタキャンされるのか、と少し心配していたので、怒るというよりホッとした。


それから、30分ほど待って、彼女はやっと現れた。


たが。そこにいたのは、以前の印象より、やや老けた女がいたのだ。

やはり、デリヘルの時とは違い、着飾っていない分、中年のおばさん化していた。


若干のショックを受けつつも、早速予約していたホテルにチェックインした。