デリヘルの女 2

普段なら、見知らぬ番号の電話に出ることは少ない。だが、その日はちょうど他の場所に出張中しており、そこの人間からの電話かも知れないと思って出たのだ。

「覚えていないでしょうけど、⚪️⚪️県でお会いしたリョウコです。」

「いや、ちゃんと覚えてますよ。」

「ホントにぃ〜?」

「とても、印象的だったので、よく覚えてます。」

と少しその時の思い出話(と言っても、一軒目のラブホが満員でちょっと安っぽいホテルしかなかったって程度の軽い話)をしたりした。

俺が覚えていたのがえらく嬉しかったらしくだんだんとテンションが上がる女リョウコ。

もう彼女はお店は辞めたという。

何で?と聞くと、私には合わないから、ということだった。あれだけ初客にエロい接客出来たら、充分才能ありそうだけど、なんて思ったが言わなかったww

そして、結局次の休みに、彼女の住む地元付近まで行き会うことになった。